ご購入前に
- ユーロカーブワインセラーを実際に見たいのですが。
- 輸入品(フランス製)ですが、保証はどうなっていますか?
- 冷却方式はどのようになっていますか?
- 設置に不適切な場所はありますか?
- ドアはどちら開きですか?
- 転倒防止の対策はされていますか?また地震対策としてできることはありますか?
- ワインセラーには鍵がついていますか?
- コンパクト59シリーズ足元にあるフィルタは何のためのものですか?お手入れは?
- 1温度帯セラー(ヴィエイテック)と多温度帯セラー(セルヴィテック)の違いは?
- 旧モデルのユーロカーブワインセラーを持っています。新しい収容棚は使えますか?
- 排水工事など必要ではないですか?
- 湿度をコントロールする装置はついていますか?
- 霜取り装置はついていますか?
- セラーを設置するのに重量の影響はありますか?
弊社ショールーム、または当サイト上でご紹介している販売店の一部でご覧いただけます。
詳しくは以下リンクをご覧ください。
⇒弊社ショールームと展示モデル
⇒ユーロカーブ販売店一覧
※展示モデルの記載がある販売店のみ実物をご覧いただけます。
当社(日仏商事株式会社)輸入のユーロカーブワインセラーをお買い上げいただいた日より、冷媒関係は満3ヵ年(レヴェラシオンとアンスピラシオンは満5ヵ年、ロワイヤルは満10ヵ年)、その他の電子機器パーツ・造作関係は満1ヵ年の保証期間を設けております。
その期間内の工作上の欠陥による故障・損傷につきましては当社(日仏商事株式会社)またはお買い上げ販売店にて無償修理させていただきます。詳細は保証書に明記しておりますのでご覧ください。
当社(日仏商事株式会社)にて輸入していない商品(個人輸入品等)につきましては保証の対象とはなりません。
尚、ワインセラーの故障による内容物(庫内商品)の損傷・劣化についての補償はいたしませんので、予めご了承ください。
コンプレッサーを使用しています。コンプレッサーは、冷却時に若干音がしますが、大きな冷却能力が得られ、使用電気量が少なく外気温の変化に強い等のメリットがあります。
ユーロカーブワインセラーの構造についての詳細はこちらをご覧ください。
高温多湿、低温少湿、換気の悪いところ、密閉状態の場所、通気孔のないビルトイン、熱源の近く(食器洗浄器・オーブンレンジ・ガスレンジ・数台のコンプレッサー周り等)、厨房周り、シンク・手洗いなど水廻り周辺、じゅうたんや畳など床が不安定なところ、台座の上、屋外への設置は避けてください。
コンプレッサーやコンデンサーファンの稼動音を発しますので寝室への設置も避けてください。
日常的に人の出入りが少なくアラーム表示に気がつかないところもおすすめできません。
またガラスドア機種の場合、高度1000m以上の場所ではご使用できません。
ワインセラーの設置要領と注意事項につきましてはこちらをご参照ください。
標準仕様は右ヒンジ(向かって右側の吊り元)です。左ヒンジ仕様(向かって左側の吊り元)はガラスドア仕様のみ受注発注にて承ります。
コンパクト59シリーズの059サイズ、159サイズは、本来ビルトイン対応の設計となっております。ビルトインせずにご使用の際は、付属の転倒防止用金具(159サイズのみ付属します)をお使いください。また、コンパクト59シリーズの259サイズ、5000シリーズのS5259プロフェッショナルにつきましても付属の転倒防止用金具をお使いください。
※施工作業に関しては、お客様ご自身でお願いいたします。壁に穴をあける作業のため、弊社では作業を行うことができません。
レヴェラシオン、ピュア、コンパクト59シリーズ059サイズ、エッセンシャル、5000シリーズS5283プロフェッショナルには転倒防止金具は付属しておりません。市販の耐震グッズなどをご利用ください。突っ張り棒タイプなどをご利用の際は、セラー天板面に圧力がかかりますと天板が変形してしまう恐れがございますので枠部分に設置してください。
地震等の対策として、ワインセラーのドアを施錠することで、揺れなどによりドアが開いてワインが飛び出したり転倒する危険性を軽減することもできます。
はい、間違って激しくぶつかった場合でもドアが開かないように鍵がついています。
揺れなどによる転倒防止のためにも、鍵をかけていただくことをおすすめします。
換気フィルタは熱交換ファンへのホコリの進入を防ぎます。そのままにしておくとホコリがフィルタにつまり、ワインセラーの冷却機能を低下させる恐れがあります。
大切なワインを守るため、1ヶ月毎に清掃してください。
1温度帯セラー(ヴィエイテック)は庫内を1つの温度で設定します。庫内上段・中段・下段で温度差はありますが、それぞれ一定温度に保ちます。
また、レヴェラシオン、ピュア、コンパクト59シリーズの1温度帯セラー(ヴィエイテック)*には湿度が一定期間50%を下回るとアラームを表示します(9~15℃での熟成用温度でご使用の場合のみ作動します)。
*エッセンシャルには湿度表示・アラーム機能、保湿材は付属しません。
多温度帯セラーはサービス向けのセラーで、各種ワインを飲み頃温度(例:下段に白ワイン/上段に赤ワイン)で保管していただけます。ただし上段は温度が高く低湿となりますので、長期の保管には不向きです。保湿材は付属しません。
多温度帯セラーは1温度ではご使用いただけません。必ず上下10℃差の設定(上部8℃/下部18℃)でご使用ください。
はい。エッセンシャルのすべての収容棚は、旧64シリーズにも適用します。
コンパクト59シリーズの棚は、旧56シリーズにも適用します。
ファースト、エッセンシャルも同様に、クラシック83シリーズと同じ棚がお使いいただけます。それ以前の商品に関しましては対応していないモデルもございますので、お問い合わせください。
ユーロカーブワインセラーでは、庫内に溜まった水分は排水口を通じて庫外背面の排水トレーに排出され、隣にあるコンプレッサーの放熱で自然蒸発する仕組みになっています。そのため排水工事は必要ありません。
機械的に湿度をコントロールする装置はついておりませんが、庫外から取り込んだ空気を冷却することで結露を発生し、湿度を保っています。冬季など庫外の空気が低温少湿となる場合は、保湿材を設置して庫内湿度を保持していただいたり、夏場の湿度過多になる時期には庫内底にタオルを敷いて余分な水分を吸い取ったり、設定温度を上げていただく等、お客様ご自身にてコントロールしていただきます。レヴェラシオン、ピュア、クラシック83シリーズ、コンパクト59シリーズのヴィエイテック(1温度帯セラー)には湿度を監視するアラーム表示機能がついており、設定温度9~15℃の場合に作動します。
ついておりません。電源スイッチをOFFにしていただくと、冷却がとまり霜が落ちます。霜取りをしていただいた後は庫内を乾いたタオルなどでよく拭いていただきますようお願いいたします。
大きさにもよりますが、セラーはボトルを収容すると大きいもので400kg近い重量がかかります。そのため設置される場所には十分ご注意いただき、不安定な場所(たとえば畳の上など)への設置はおやめください。荷重への対策につきましては、板を敷いたり必要に応じて床を補強するなどお客様にてご用意いただきますようお願い申し上げます。(弊社にてご用意することはできません。)
日頃のお手入れ
- 日常のお手入れはどうすればよいでしょうか?
- 庫内になるべくカビが発生しないよう、上記以外に注意すべきことはありますか?
- ボトルに包装紙やラップを巻いたままワインセラーに収容しても大丈夫ですか?
半年に1度は庫内を清掃してください。
庫内に新鮮な空気を供給しカビや悪臭を防止するカーボンフィルタは1年に1度交換することをおすすめいたします。
■カーボンフィルタの交換方法ダウンロードはこちら↓です。
・2006年以前モデル
・2006年以降モデル(デジタル温度表示)
・2011年5月以降モデル(デジタル温度表示+タッチボタン)
保湿材は2年毎の交換をおすすめいたします。
また、コンパクト59シリーズの下部フィルタや、その他の機種のコンデンサ(背面放熱網)の清掃も省エネやワインセラーの耐用年数に関係します。
庫内に収容する前に、ボトルをきれいに拭くことをおすすめします。
包装紙は庫内の湿気を吸着してしまう恐れがありますので、外してからお入れください。またラップに包んで入れられる場合はラップと瓶との間に湿気が溜まり、ラベルにカビが発生してしまう場合がありますのでおやめください。ラベル保護には市販のラベル保護材を使用されることをおすすめします。
木箱や化粧箱の収容もおやめください。
故障と思ったら
- 電源が入りません。
- 冷却/加熱稼動表示またはランプ(青色/赤色ランプ)が点灯しません。
- コンプレッサーの稼動音が聞こえません。
- 庫内灯がついたり消えたりします。電球の劣化でしょうか。
- 冬季になって、今までより湿度が低くなっているようです。
- 湿度が高くてボトルのラベルが濡れています。
- ドア周りに水滴がつきます。
- ドアガラスの結露が激しいです。
- 凍りつきが激しいです。
- 引き出し棚がレールから脱落します。
- セラーの背面から異音(振動)がします。
- セラー前面下部から音がします。(コンパクト59シリーズ)
- 液晶パネルの温度表示が消えています。
詳細は取扱説明書をご確認ください。
※コントロールパネルの温度設定がダイヤル式のモデルで、液晶パネルが表示されない場合は電池切れが考えられます。
こちらをご参照の上、ボタン電池(LR44)を交換のうえご確認ください。
※エッセンシャルの場合は、電源がOFFの状態でも通電している場合、液晶パネルの右下にオレンジ色の小さな丸印が点灯します。
温度設定数値とデジタル温度表示の数値(庫内温度)が±2℃以内の場合は冷却稼動の必要がありませんのでコンプレッサーや電熱ヒーターは停止し、冷却稼動表示または加熱稼動表示は点灯しません。
温度設定数値とデジタル温度表示の数値(庫内温度)が±2℃以内の場合は冷却稼動の必要がありませんのでコンプレッサーや電熱ヒーターは停止し、冷却稼動表示または加熱稼動表示は点灯しません。
電圧の低下などからワインセラーの制御メモリを守るために断続的にそのように作動をすることがあります。この場合は故障ではありません。
頻繁に発生するようでしたらコントロールボックス内部の異常も懸念されますのでお買い上げ販売店または弊社までお問い合わせください。
低温少湿の場所に設置すると、庫内の湿度もそれに伴い低くなります。冬季になり、空気が乾燥しているために、ワインセラー内へ取込む空気も湿度が低い状態になっています。また無人の部屋などで空気の入れ替えが少ない状態である場合や、外気温と庫内温度の差が小さくコンプレッサの稼動頻度が少ない場合は庫内奥壁への結露作用が低くなり、湿度が低くなることも考えられます。
庫内底面の保湿材にコップ1杯程度の水分を含ませたり(エッセンシャルを除く1温度帯セラーのみ)、水を含ませたタオルを庫内底に敷くと庫内の湿度を上げることができます。
※この際、タオルが庫内奥壁に接触しますと凍りつきの原因となりますのでご注意ください。
原因としてドアパッキンの劣化、カーボンフィルタの劣化等が考えられます。
詳細は取扱説明書をご確認ください。
原因としてドアパッキンの劣化、カーボンフィルタの劣化等が考えられます。
詳細は取扱説明書をご確認ください。
原因としてドアパッキンの劣化、カーボンフィルタの劣化等が考えられます。
詳細は取扱説明書をご確認ください。
庫内奥壁の裏側には冷却配管が内蔵されており、例えると奥壁は氷が立っているような状態です。
奥壁にボトルの一部やラベルなどが当たるとそこから結露が始まり、奥壁の凍りつきを誘発することがあります。
貯蔵棚に積み置きされたボトルや最下部のボトルが庫内奥の壁またはひな壇に当たっていたら、ボトルを壁より1cm程離してください。
また、セラーを置かれている環境が影響している場合も考えられます。設置外気温(設置可能外気温:1温度帯セラー0~30または32℃/多温度帯セラー12~32℃)が高温となっている場合は空調で調整したり庫内の設定温度を上げるなどしてください。ビルトインで周囲の通気(空間)が設けられていない場合は、通気孔を設けたり周囲との距離を設けてください。
ワインセラーの設置要領と注意事項につきましてはこちらをご参照ください。
棚の幅を調整することにより解決する場合があります。詳細は取扱説明書の「■収容棚 引き出し棚の調整」をご確認ください。
また以下につきましてもご確認願います。
レヴェラシオン、ピュア、クラシック83シリーズの283サイズ、コンパクト59シリーズの159、259サイズ、エッセンシャル、および5000シリーズは庫内中段に「膨張防止バー」が取り付けられています。
この「膨張防止バー」が外れるている場合は、ワインの重みで本体が膨張し、レールと棚の幅にずれが生じます。
お手数ですが、以下をご確認いただき可能であれば手順に沿って本体の膨らみを直してください。
作業が困難と思われる場合はお買い上げ販売店または当社(日仏商事株式会社)までお問い合わせください。
※作業の際はケガ防止のために軍手等をご使用ください。
1) 庫内のボトルを全て取り出します。
2) 2名で側面の枠を瞬間的に押し(破損防止のため側面の板は押さないでください)、もう1名が膨張防止バーの左右フックを元の穴に収めてください。
セラーの背面下部には排水の受け皿(プラスチック製)がセットされています。受け皿の接着が弱くなると、コンプレッサーの運転と共に振動音を発生する場合があります。受け皿を動かすか、両面テープで固定し直すと止まる場合があります。
コンパクト59シリーズにはコンデンサーを冷やすファンモータが下部にセットされ、コンデンサーを冷やした風が下部前面両側より排出しています。若干ファンの音が聞こえる事があります。
レヴェラシオン、ピュア、クラシック83シリーズ・コンパクト59シリーズ、エッセンシャル、5000シリーズで表示が消えている場合は表示故障の可能性がありますので、速やかにお買い上げ販売店または弊社へご連絡ください。それ以前(2006年以前)のモデルで液晶表示が消えている場合は、温度計の電池が消耗したためと思われますので、こちらの交換方法に従って温度計のボタン電池(LR44)を交換してください。交換したにもかかわらず表示されない、もしくはErrと表示されるなどがありましたら、故障ですのでお買い上げ販売店または弊社までお問い合わせください。
操作方法について
- アラームは不要ですが、OFFにすることはできますか?
- 庫内灯は不要ですが、OFFにすることはできますか?
- 停電のときでもアラームは作動しますか?
- カーボンフィルタを交換しましたが、アラーム表示が消えません。
アラーム機能をOFFにすることはできません。温度・湿度・ドア開放・カーボンフィルタ交換時期等を見守っています。
※エッセンシャルにアラーム機能はついておりません。
※2011年5月以降発売のクラシック83シリーズ、コンパクト59シリーズ、5000シリーズ、およびレヴェラシオン、ピュアのアラームは表示のみです(警告音はありません)。
レヴェラシオン、ピュア、クラシック83シリーズ、コンパクト59シリーズ、5000シリーズの場合のみ、常時消灯、常時点灯、ドアを開けたときのみ点灯の3つのモードに設定できます。常時点灯でもほとんどエネルギーを消費しません。(7W/h以下)また庫内灯は紫外線も熱も発しておりませんので、ワインへの影響はありません。
庫内灯のモード切替えは取扱説明書の「■ワインセラーを稼動させる 庫内灯の調節」をご覧ください。
ワインセラーは通電していないと稼動しませんので、停電時はアラームは作動しません。
通電が復帰するとワインセラーは自動的に復旧します。その後異常があればアラームが作動します。
こちら↓の手順をご参照いただき、リセットを行ってください。
・2006年以前モデル
・2006年以降モデル(デジタル温度表示)
・2011年5月以降モデル(デジタル温度表示+タッチボタン)
その他
- 引越し時のセラー運搬はお願いできますか?
- 引越しの際のセラーの運搬で注意することはありますか?
- セラーの上にものを置いても大丈夫ですか?
- セラーを移動したら、傾いているようです。
弊社ではご購入時の運搬・設置以外は原則としてお取り扱いしておりません。
■運搬前のご準備
電源スイッチをOFFにして、必ず移動前に庫内のボトルをすべて取り出してください。
また庫内にボトルをいれたまままの移動・運搬はワイン・セラーの双方にダメージを及ぼしかねませんので、絶対におやめください。
ボトルを取り出した後に庫内の水分をタオル等でよくふき取り、セラー背面下の排水トレイに溜まっている水分を新聞紙やスポンジなどで吸い取ってください。
搬送時の衝撃や振動により、ドアの重みでドアヒンジ・ドア受け金具などが緩んでドアが傾いてしまうことがあります。これを防ぐために搬送の際はドアと下部ヒンジとの間にダンボールなどを挟んで隙間をなくしてドアを支えてください。
■運搬時のご注意
背面のコンデンサーコイル(黒い放熱網)には何も触れないようにご注意ください。
■運搬後のご注意
運搬後は搬入時と同じく48時間電源スイッチを入れないようにしてください。
詳しくは取扱説明書の運搬に際してのご注意、およびワインセラーの設置要領と注意事項をご覧ください。
セラー本体やドアに使われている面材(プリント合板)はそれほど厚いものを使用しておりません。内部に断熱材の層があり、長時間圧力をかけていると断熱材がへこみ、本体の反り・変形の原因となります。十分な性能が発揮できなくなる恐れ、また故障の原因ともなりますので、セラーの上にものを置くのはおやめください。
コンパクト59シリーズ、5000シリーズS5259Professionalはセラーの四隅を支える脚すべてと前面スタビライザー(059サイズには付属しません)に防振用の調整脚がついています。レヴェラシオン、ピュア、クラシック83シリーズ、エッセンシャル、5000シリーズS5283Professionalには前面の2つに調整脚がついております(背面にはアジャスターはついておりません)。
それぞれアジャスターをまわして水平を調整してください。水平のおおよその目安はドアを90度開けたときに停止する状態(手を離してもドアが閉まったりそれ以上開かない状態)です。